第9回『森の暮らしと豊かな時間。』

第9回『森の暮らしと豊かな時間。』

日に日に緑が深くなり、ひのはら村の森は今、
生命力にあふれた心地よい風が吹き抜けています。

燕たちが慌ただしくも愛らしい姿で
巣を行き来するのを眺めていると、
自然の営みのリズムに、そっと自分の呼吸も
合わさっていくような感覚を覚えます。

私たちがここで暮らし、日々森と向き合う中で、
いつも大切にしたいと考えているのは
「心身の資産を守る」ということです。

忙しない日常から少しだけ距離を置き、
五感をひらいて自然の気配を感じる。
それだけで、こわばっていた心と身体が、ゆっくりと
ほどけていくのを感じます。


そんな豊かな時間を、
みなさまと分かち合える場所をつくりたい。


その想いから、現在、私たちは
新しい「ラウンジ」の準備を少しずつ進めています。

窓の外に広がる木々の揺らめき、静かに流れる時間。
そこは、ただお酒や飲み物を愉しむだけでなく、
訪れた方がご自身の内側にある「余白」に出会うための空間です。


本格焼酎「ひ乃はら物語」を静かに傾ける時間も、
お酒を飲まれない方が「森の標本・零」を手に、
森の香りに包まれる時間も。

それぞれが、それぞれの速度で、
心を満たしていけるような場所になればと願っています。


扉を開けてみなさまをお迎えできる日まで、あともう少し。
どうぞ、これからの展開を楽しみにしていてください。

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